出会って17年
マチコミが私の教師人生を支えてくれました

睦沢町立睦沢小学校

ICT推進リーダー 小林 一善 先生

施設形態 : 小学校

導入年 : 2020年

目的

  • (17年前)「電話連絡網」に代わる情報伝達ツールを活用したい
  • (17年前)教育現場に特化したシステムを使いたい
  • (睦沢小学校)メール配信だけでなく、学校運営に必要な様々な機能を兼ね備えたシステムを導入したい

課題

  • (17年前)電話連絡網は手間がかかり、正確な情報が確実に届かない
  • (17年前)教育現場に特化していない会社のメール配信サービスは、学校現場に合った使い方ができず、使い勝手がよくなかった
  • (睦沢小学校)他社メール配信サービスを使っていたが、メール配信のみの機能のため、体調管理(現:連絡ノート)やアンケート機能など、様々な機能が使えるマチコミへの移行が必要になった

導入効果

  • (17年前)緊急連絡だけでなく「学級だより」としてもマチコミのメール配信を使うことで学級運営がスムーズになった
  • (睦沢小学校)養護教諭やPTAなど、様々な立場の学校関係者がマチコミの権限を持つことで業務が細分化され、それぞれの業務にゆとりが生まれた
  • (睦沢小学校)印刷代や紙代のコスト削減された
  • 学校と保護者との関係性が深まり、互いにコミュニケーションを取るきっかけになっている

睦沢小学校はマチコミを使い始めて3年目ですが、導入後すぐに利用効果を感じるようになったそうです。マチコミを導入したいと動いたのは、マチコミ利用歴17年というマチコミの大ベテラン、小林先生でした。教師人生をマチコミと共に歩んでこられた小林先生に、マチコミの魅力をたっぷりと教えていただきました。

「マチコミはリリース当時から"教育現場"に特化 だから使いやすい!!」

マチコミ
学校向けICTサービスを使うようになった背景を教えてください。
小林先生
私とマチコミとの出会いは、マチコミのサービスが始まった頃ですから…17年ほど前になるでしょうか。睦沢小学校に赴任する前からマチコミを使っています。

メールを使った連絡方法を知ったのは今から20年ほど前になります。文部科学省主催のICT研修に参加したことがきっかけで興味を持つようになりました。
当時は、保護者への連絡手段も「電話連絡網」が主流の時代でしたが、これからはメーリングリストなどを活用して、電話連絡に頼らずとも正確かつ迅速に保護者へ連絡していく時代になりますという話を聞きました。

電話連絡網はとにかく手間もかかりますし、大切な情報が正確に届かないというデメリットを抱えていたので、メールという手段でそういったデメリットを解決することができるのであれば、ぜひ取り入れてみたいと思うようになりました。

当時は現場で担任をしていましたので、管理職の先生に相談をして、まずは自分の学級から試しに導入してみようということで、メーリングリストを導入したのがきっかけです。
当時はマチコミではない他社のメーリングリストサービスを使っていました。
マチコミ
早い段階からICTの重要性を感じていたのですね。その後マチコミを選択されたということで、決め手があれば教えてください。
小林先生
当時使っていたメーリングリストは、教育現場に特化していなかったので使い勝手が悪い部分がありました。ですから、教育現場に特化しているサービスがないかなと探していて、偶然見つけたのがマチコミでした。
登録されたメールアドレスに一斉にメール送信するメーリングリストとは違って、マチコミのメール送信機能は、グループ別の配信やメールの開封確認、アンケート添付など、メールを送る以外の機能もあって魅力的でした。

マチコミも試験的に自分の学級から使ってみることになって、とても便利に使わせてもらいました。
保護者全員に登録していただいたので、連絡事項も正確かつ確実に届くようになりましたし、何より、保護者とのコミュニケーションツールとして良い媒体になってくれました。
マチコミ
保護者とのコミュニケーションツールですか?
小林先生
そうです。翌日の持ち物や家庭学習の課題などをこまめに送ったり、クラスの子どもたちの良いところを記事にしたりして、「学級だより」の代わりにしてメール配信していました。忘れ物もゼロになりましたし、子ども達の様子がよく伝わるということで、保護者からの評判も良くて、学級運営がとてもやりやすかったので、翌年度、教務主任になってからは学校全体に取り入れようということになりました。

当時は電話連絡網が主流の時代でしたが、便利だよという噂はすぐに広がって、市内の小学校でマチコミのメール配信がスタンダードになっていきました。

「東日本大震災やコロナ禍で実感 マチコミの"保護者と繫がる"安心感」

マチコミ
まだまだICTが広がっていない時代に使われていたということで、当時使ってみた感想を教えてください。
小林先生
当時はまだガラケーと呼ばれていた携帯電話が主流の時代だったので、スマホのようにアプリやインターネットを自由に使える時代ではありませんでした。
学校のホームページにも色々な情報を載せていましたが、ホームページは見に来てもらえないと意味がないツールですから、こちらから情報を発信して受け取ってもらえるという意味で、マチコミは情報伝達システムとして優れているなと思いました。

それから、東日本大震災の時にはマチコミが大活躍してくれました。携帯電話が繋がらない状況でしたが、マチコミのメールは受信できましたので、震災当日、夜8時ごろには児童全員の引き渡しが完了できました。
電話連絡網の学校では、夜中まで保護者と連絡が取れず引き渡しも難航したようで、災害時のマチコミの重要性も実感しました。
マチコミ
震災の時にマチコミがあるというのは安心ですよね。コロナ禍においてはいかがでしたか?
小林先生
ちょうどコロナ禍になった頃に睦沢小学校に赴任してきました。赴任してすぐに休校になり、休校期間中は保護者との連絡もメールに頼るしかありませんでした。これまで睦沢小学校では他社のメールシステムを使っていましたが、コロナ禍ということもあり、体調管理(現:連絡ノート)やアンケートなど、色々な機能が使えるマチコミに移行したいということで準備を進めました。
マチコミ
睦沢小学校では他のシステムを使われていたということで、マチコミの導入はスムーズに行きましたか?
小林先生
赴任してすぐにマチコミを使いたいということを校長に相談したら、「まずは教職員で使ってみましょう。」ということになったので、休校期間中に使ってみたんです。在宅勤務も多かったですし、体調管理(現:連絡ノート)やファイル共有など、色々な機能を使ってみたら「これはいいね。」となりましたので、翌年度から導入することになりました。

睦沢町内にこども園、小学校、中学校が一つずつしかないので、小学校が導入するタイミングでこども園と中学校も導入することになりました。
導入が決まったものの、コロナ禍で保護者会もできないということで、顔の見えない保護者に対してマチコミの良さを伝えるという点で課題はありました。
ですから、体調管理(現:連絡ノート)やお休み連絡、タイムラインなど、マチコミを使うことで今までのメールシステムにはない便利な機能がたくさんあることを紹介して、皆さんに納得して登録してもらうようにしました。そうしたら、半年もしないうちに、「マチコミさん良いですね」と保護者からも好評で、今ではPTAからの連絡もマチコミを使ってもらっています。

「必要な人に必要な権限を!! マチコミで実現する業務改善とは」

マチコミ
PTAもマチコミを利用されているのですね。
小林先生
管理職の他にも、養護教諭やPTAなど、それぞれの立場に権限を与えてマチコミを使ってもらっています。
マチコミはアンケート機能もありますし、PTA総会の委任状などもアンケートで集計したりして便利に活用していただいています。

これまでICTを推進させるんだという気持ちが大きかったので、睦沢小学校赴任当時はマチコミ関連の仕事を一人で抱え込んでいましたが、今は必要な方に権限をお渡しして、それぞれが使用できるようにしているので、私の業務もだいぶ楽になってきました
マチコミ
色々な立場で権限を持っているのですね。睦沢小学校オリジナルの使い方があれば教えてください。
小林先生
睦沢小学校では養護教諭にもマチコミの権限を付与し活用してもらっています。
コロナ禍になって子どもたちの健康チェックが重要になったので、体調不良のお子さんの把握や欠席者の把握ができるのは大変助かっています。

子どもたちの体温を毎朝7時15分までに「体調・連絡ノート(現:連絡ノート)」に登録していただいて、教頭や養護教諭がそれを確認しています。体温が37度以上のお子さんを抽出することもできるので、全校児童の体調が一目で分かるというのが便利ですね。
これがアナログだった頃は、子どもたちが記入してきた体温チェック表を回収して、その中から体調の悪い児童をチェックするという作業が必要でしたが、マチコミを使えば一目で分かるので、業務短縮にも繋がっています。「保健の連絡」もマチコミで配信するなど、積極的にマチコミを取り入れてくれています。

「お休み連絡」ついても、これまでは電話で対応していたものがなくなりましたし、朝の業務が随分と改善されました。

心の問題で欠席するお子さんの場合も、「体調・連絡ノート(現:連絡ノート)」にお子さんの状況を入力してもらっています。連絡帳に書くと目に見えるところにずっと残ってしまいますが、アプリでのコメントだと誰にも知られたくないことなど、プライバシーをきちんと保護して管理できるということで、保護者にも喜ばれています。また、学校側も心のサポートが必要なお子さんたちに早い段階で気づくことができるのでありがたい機能だなと思います。
マチコミ
業務改善だけでなく、フォローが必要なお子さんに気づくことができるなど、色々な効果があるようですね。
小林先生
他にも、ファイルを添付してメールが送れるので、印刷物を減らすことができて印刷代や紙代の節約にもなっています。
特に「アンケート機能」はとても便利で、すぐに集計ができるので、アンケートに費やす時間が改善できます。
「タイムライン」もよいですよ!! 学校行事の写真など、名前やお顔が出てしまうので、ホームページに載せると問題になってしまいますが、マチコミの閲覧者は保護者に限りますから、子ども達の写真を見てもらうことができます。この写真がきっかけで保護者とのコミュニケーションが生まれたりするので、コミュニケーションツールとしても大事な機能だなと思います。保護者の方々から「先生、この間の写真ありがとう」なんて言われると嬉しいものです。

「"まずはマチコミを使ってみてほしい"学校運営を必ず助けてくれます」

マチコミ
睦沢町のこども園や中学校と一緒に導入されたとのことで、マチコミの使い方をお互いに教えあったりしていますか?
小林先生
中学校やこども園とは、お互いに便利な使い方があると教え合ったりできるようになりました。
例えば、中学校は「カレンダー機能」を使いこなしていて、学校行事を保護者に共有していたんです。小学校––てほしい‼︎」と保護者からの要望もあったので、すぐに取り入れました。今では小学校でも「カレンダー機能」を活用しています。
マチコミの導入は私が提案したものですが、使い始めるうちに、それぞれオリジナルの使い方が生まれてくるので面白いですよね。お互いによい使い方を教え合いながら、より便利に使えると良いなと思います。
マチコミ
長年マチコミを使ってきたという小林先生、マチコミの導入を検討されている学校にメッセージがあればお願いします!!
小林先生
この17年間、マチコミさんにたくさん助けてもらいました。そのありがたさを身にしみて実感しているので、本当に感謝しています。学級担任時代は学級運営を支えていただき、現在は学校運営を支えてもらっています。

教育現場に特化していて、そこに必要な機能が一つにまとまっているという強みは他にはありません。ぜひたくさんの学校現場で使ってもらえるとよいなと思います。

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